春ですね
ゴールデンウィークは穏やかな天気で良いですね。クリニックも急性感染症もお子さんを含めて一段落で落ち着いています。
最近は感染症を予防にも重点がおかれています。その中で麻疹風疹ワクチン(MRワクチン)の不足や、成人の帯状疱疹ワクチンの定期接種化の開始などわかりにくい状況にもあります。こちらでも少しずつ説明していきますので、よくご確認のうえ、ウェブ予約(ひとりでうてる児と成人の予防接種枠)からご予約ください。
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成人の帯状疱疹ワクチンの定期接種が開始されました。
● 昨年から、浜松市では50歳以上の成人に対する<予防接種の補助>が開始されましたが、これとは別に、全国的な定期接種が開始されます。
● 今年度からの、新しい、帯状疱疹ワクチンの定期接種は以下のとおりです。
⇒ 今年度に65歳になる方、つまり来年の3月31日までに65歳になる方が、対象です。
⇒ さらに、今年度、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳と5歳刻みの年令の方も対象です。
⇒ 磐田市は既に接種券が発送され、浜松市ではもうすぐ発送されるようです。
⇒ ご希望の方は、ウェブ予約の<ひとりでうてる児と成人の予防接種枠>からご予約ください。電話での受けつけは行っていませんので、難しい方は、お子さんやお孫さんなど近くの方にやってもらってください。初診の方でも予約可能です。
● 上記の年令以外の方は・・・
⇒ 61歳や68歳、73歳といった<5の倍数以外>の年令に今年度なる方は、原則<5の倍数>の年令になるのを待ちましょう。
⇒ 50歳から59歳の方は、浜松市の方は、3500円の補助を利用して、当院で接種可能です。磐田市の方は、補助がありませんので、打つとしたら、自費で6600円+消費税となります。
⇒ いずれの方も、予約は上記と同様です。
● あわてることはありませんが、帯状疱疹自体が増えていること、70歳台でピークになること、治療開始が遅れるとひどい神経痛が数ヶ月続くことを考慮すると、必要な時期には接種した方が良いでしょう。
● 最後に、帯状疱疹ワクチンは、2種類あります。以前からある、生ワクチン(ビケン)は、補助があれば3800円程度で接種でき、1回のみです。新しい不活化ワクチン(シングリックス)の方が、若干効果は高いので、18000円前後を2回接種しなくてはいけませんが、お金に余裕のある方はこちらを打つという選択もあります。当院では、基本、コスパの面から、生ワクチン(ビケン)をお勧めしています。
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休診・代診のお知らせ
★ 5月31日(土)代診 中村 匠吾 先生 (浜松医大、呼吸器内科)
● 6月10日(火)は、年に一度の職員研修のため、臨時休診となります。
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自動電話受付について
● 定期通院、次回の予約のある方、1週間以内に当院を受診されても症状の改善しない方・・・上記の方は、ウェブ予約の<当日予約枠>が一杯でも何とか対応しますので、自動電話受付で<5>を押してください。受付スタッフが対応致します。
● 上記以外の方は、<当日予約枠>が一杯の場合は、当日の診察ができません。翌日にウェブ予約をしていただくか、他院の受診をご検討ください。
● 自動電話が難しい高齢者等の方は、12時から13時半は、自動電話を休止していますので、この時間にご連絡ください。
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いびきがうるさい、昼間に眠くなる方はいませんか?
● 当院では、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査と治療を行っています。
● SASは重症になると、高血圧と同じように、心筋梗塞や脳梗塞の危険が高まります。
● 重症のSASの方でも、意外に眠気などの自覚症状が少ない方も多いので、次の症状が気になる方、特に男性の40台の方、女性では50台の方は積極的に検査をやってみましょう。
● いびきがうるさいと言われる。夜に何回かトイレにおきる。十分寝たのに午後に眠くなる。夕食後にひどい眠気がある。血圧が薬を飲んでもなかなかさがらない。
● 上記の方が、SASが疑われる方です。日本人のSASの3分の1は肥満がないといわれます。小顔だったり、あごが小さかったりと、顔のカタチが発病に関連していることが多いのです。
● 検査はウオッチパットと呼ばれる、指の酸素飽和度測定と、いびきや体位測定の小さいセンサーを一つつけるだけの検査で約3000円くらいの検査費用です。ご希望の方は、ウェブ予約からご予約ください。
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